diary

Les Wampas

Les Wampas“Tutti Frutti”LP('86) すごく久しぶりにWampasを聴いてシビれていた。比喩じゃなくて文字通り痺れてて、眉間のあたりがクラクラするから目をぎゅっと閉じていたんだ。その痺れはA面の1曲目“sha la la”のイントロから既に始まって、つまり、音楽…

How does it feel?

「泊まっていってください。」 という懇願を振り切って帰宅すると、母が『風に吹かれて』を聴きながら夕食の仕度をしていた。私は驚き、一体どういう訳かと台所の隅を見やると、そこには災害時用の、懐中電灯とラジオが一体化したものがあり、『風に吹かれて…

上で「凄い人は凄い」と書いたのは、黒川紀章の死を受けてのものです。選挙のときの彼なんてほんと、滑稽だったと思うけれど、自分の死を悟って全部やり切ったのかなあ、なんて思いますね。我が人生に悔い無し、なんて絶対言えないだろう私。

うちが賃貸している建物の屋上で、虹を見た昨日。 アーチどころか線にすらなっていないけど、 肉眼では緑色も青色も見えたし、紛れもなく虹です。 不思議だー 何故そこにだけ水があったんだろう? ウォーターイズファイン。なんかいい眺めだった。

うっかり寝てしまった黄昏時。見た夢は、今日見た映画の影響がもろに感じられたはずなのに、覚えているのは全く関係のない最後の部分だけ。その前が楽しそうだったのにな。 初めて入った蕎麦屋は昔からある、どっしりとした木の内装がいい感じで、テーブルも…

Concrete Jungle

地下鉄の駅から地上に上がったときに感じる焦げるような暑さ(熱さ)は都会特有のもので、それに慣れない田舎者の私は、いつも少し歩いただけで消耗してしまう。昨日も同様だったので、某ヒルズにある某インテリアショップが運営するカフェで、ランチと一緒…

Rainin' in paradise

私は文章を書こうとすると暗く不穏なものになる傾向が大いにあり、でも最近は穏やかに楽しく過ごせているので、書いたのがほんの数日前でも、自分の文をここに載せる気になれない。別に浮き沈みが激しいわけではなくて、たった今でも何か書き始めたらきっと…

Within a mile

日々に追われて何も吸収できずにいるから、何の言葉も湧き出ては来ないし、何も欲しいと思わない。なんて、四半世紀近くを生きてきて、巧くなったのは言い訳だけか。 一人でビールを飲んでいた店でかかっていたのは、コステロの“Alison”。“ I know this worl…

反省

二個下に書いてある『鏡の国のアリス』の感想(レビューというほどのものでもないだろう)、本文の抜粋はしちゃダメだったなと反省。ここを見てる人がそんなにいるとは思えないけれど、たまたま何かの検索で引っかかって来ちゃった方がうっかり目にして、オ…

光と水。それらからすべては始まった。

モネの睡蓮のような淡く複雑な輝きは見えないのだけれど、その水生植物が視覚から心を潤すということは一目瞭然で、風に揺れる水面の襞は絵画の通りに楕円だし、遠くに行くほどどんどん平べったくなってゆくそれは要するに、光、光、光の粒。 日が照っても涼…

ブログタイトルの事

タイトルはいとも簡単に決まった。最初から既存の題名にしようと思っていたのは、内容が定まっていなかったせいだった。大学生の時分、規模が小さくとも「論文」とされるものならば必ず、本文を書くより先に題目を決定して提出することを強いられたが、それ…

脳震盪

本命の大学入試直前、貧血で倒れて頭を3針縫った。その2日後の試験で、無事合格した。 これまで、物語の主人公の多くが睡眠、あるいは頭を強打したことによる昏睡などにおいてその物語を展開させてきた。 だから今日、私が自宅のドアに顔面を強打したのは、…