FEIST
カーレディオから聞こえてきた声を一瞬、ジェーン・バーキンかと誤認しかけた*1。彼女はカナダの歌手で、ファイストというらしい。私が聴いた“1 2 3 4”という曲は、アコギにピアノにバンジョーにラッパも入ってラララコーラスにハンドクラップで・・・と兎に角売れないはずのない構成のポップソング。個人的にはもう少し脱線して欲しい気もするけど。
今回は彼女の曲についてではなく、そのビデオについて気づいたことを取り上げます。映像の貼り方も覚えたいので。
Feist - 1 2 3 4
では次にこれを。
↑はミシェル・ゴンドリーが製作したGAPのCMです(音量注意)。最初に挙げたPVとどことなく似て見える気がして。さらに
Mushaboom
同じくファイストのPVで、ディレクターも“1 2 3 4”と同じパトリック・ドーターズ*2です。
そして同じく、ミシェル・ゴンドリーが作ったケミカル・ブラザーズのPVですが、
Chemical Brothers - Let Forever Be
やっぱり似てないかなあ?別に「模倣だ!」と責めたいのではないどころかむしろ逆で、こういうアナログな表現をする映像作家が出現し、かつメジャーに活躍しているというのは良いことだと思っています。ただ今度は、CGが普及したのと同じように、「アナログで表現する」という「手段」が「目的」になっていくのかと思うとなんだかそれって堂々巡り?とも思ってみたり。