パスポートの申請書をもらって、市役所で戸籍抄本をとってきた。筆頭者が自分の戸籍を見て、うれしいやらさみしいやら。

 ウォン・カーウァイ監督『ブエノスアイレス』が観たくて近所のツタヤに行ったら無くて、あんな名作を置かないレンタル屋なぞ潰れてしまえと悪態吐きながら大学近くの別の店に―私がその品ぞろえに最も信頼を置いている店に―ちょっと遠いけれど行ったらば、そこにもVHSしか無かった・・・私は酷く裏切られた気分で、また世界にひとりぼっちみたいな気分で、他の映画を借りようかと思ったけれどどうしても妥協できなくて、今求めているのはブエノスアイレスなんだ!という信念を持って帰宅した。
 近頃散財気味なので躊躇したけれど、どうしてもなものはどうしてもだ、と思い、アマゾンにDVDを注文してしまいました。早く来て、お願い。