いわゆる「夏ソング」というとサザンとチューブなのだろうけど、車の中でJ-wave聴いてるとこの時期ヘビロテなのはそのどちらでもなく、オリジナル・ラヴなのですよ。あまり能動的に(CDを自分で買うなどして)聴いた覚えはないにも関わらず、一緒に口ずさんでしまえたりするので驚く。いい曲だなあと素直に思う。



  そして僕は遠く君をさらって
  空と溶け合う海の果てで
  太陽にまばたいた瞬間に
  君を燃やしてしまおう



 いい詩だなあ。この曲が売られた'93年頃って退屈で死ぬぐらい平和だった気がするのは、単に私が子供だったせいだろうか?「空と溶け合う海」というのは当然ランボーの『永遠』からの引用でしょうけど、これは訳者によってだいぶ言い回しが違うからちょっと調べて集めてみようかなと思ったりしている。でも思うだけかもしれない。だって暑くて頭もからだもぐにゅぐにゅですから。