Tim Burton's Corpse Bride
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/03/03
- メディア: DVD
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死後の世界が楽しくて何が悪い。死者が生者に恋して何が悪い。彼の映画は一見してサイコでクリーピーなのだが、とびきりポップで、許容と思いやりに溢れてる。そして愛も。
猫も杓子もCGの時代において、すべて手作りしてしまう変態的な職人性も、彼の重要な価値のひとつだ。終盤でブライドのベールがたなびく場面。あれもCG処理ではなくワイヤーを使っているということだから、CGで荒稼ぎしようとしてる営利主義の映画制作者たちは、彼の作品を観て少し反省するといい。
それから彼の長きにわたる相棒、ダニー・エルフマンの音楽も最高。彼、劇中のバンド“ボーン・ジャングルス”で見事なダミ声スウィングを聴かせてくれるけれど、まさか歌まで歌えるとは。
天才で変態。大好きです。