Život Je Čudo
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/04/05
- メディア: DVD
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正義なんて嘘臭い。
愛する人には死んで欲しくない。
大事な人を失う悲しみを疑似体験するために金を払うなんてまっぴらだ。
だから「戦争映画」は観ない。
そしてクストリッツァ監督は戦争というモチーフで映画をつくることをやめず、私はそれでも、或いはだからこそ、彼の映画が好きである。
ボスニア紛争中の実話を基にした本作。
とびきり可笑しくて、
とびきりロマンチックで、
とびきり切ない。
ノースモーキングの音楽ももちろん素敵。(エンドクレジットがワルツで終わるなんて最高)
長い沈黙を破っての新作だが、監督やりたい放題!
好きなこと、得意なこと全部詰め込んだ感じ。
目新しさなんて要らない。
だってこれが好きなんだもん。
そういう作品だと思う。
彼の映画はどれでもそうだけれど、
観ると人間というものが少し、愛しくなる。